お客様

国籍 United States
人数 大人2人

アメリカ人父息子(2名) 10/21-10/22の2日間

・お父さん 70歳前後 痩せて背の高い優しい大人しいお父さん。息子に気を遣っている。

・息子   20歳代 7年前の学生時代に学生向けツアーで来日。その時に気に入った場所を訪ねて各地を巡る予定。

          寡黙だが好き嫌いが態度に出て判り易い。ネオン街やアキバ系は嫌い。伝統的日本が好き。

          感情を口で表さないので彼女には「何を考えているか判らない!」と言われてケンカになるとのこと。(日本男児っぽいなぁ。苦笑) 

ツアーの内容

12:00 PM : Edo Tokyo Museum

予定では「築地市場と江戸博を自力で観光した後、博物館で待ち合わせ」となっていたのだが、待ち合わせ場所に現れた時はまだ博物館を見ていないとのこと。

「時間だから博物館はスキップする」とおっしゃるが私は「待ち合わせだけの為にここに来たのはもったいない。人気の博物館だから是非ご覧ください」と勧め、結局30分で見ることにする。

(息子さんが浅草をとても気に入っていたので早く行きたい様子だったがお父さんと息子さん協議の末、30分で見ることになる。)

主だった場所だけ説明して約25分経過。

そしたら12:30から”切り紙”パフォーマンスをやるとのアナウンスあり。

私が「是非、5分だけ見ましょう」と勧めて見ることにする。

息子さんが”僕は乗り気ではない”オーラを出して観客席の後ろ~に立っているので私は内心(ヤバかったかなあ)と焦る。(早く始まってくれ~!)

パフォーマンスが始まり1つの作品が出来ると早速、手をあげてその作品を頂戴する私。(ずうずうしくなったなぁ。。。)

パフォーマーに頭を下げて早々に退散し、後ろで父子に「これは貴重なお土産だよ、ラッキー!」と丁寧に封筒にしまう。

息子も大切そうに作品を扱い、喜んでいる様子でホッとする。(*´з`)

江戸博を出て、タクシーを拾う前にサラッと国技館もご案内。(これ以上時間を取ると息子が不機嫌になる?!でも息子さんが好きそうなのでチャチャッと済ます。)

01:10 PM : Asakusa

息子さんがとにかく早く浅草へ行きたいようなので観光センターはスキップして雷門へgo!

すごい人出だが懐かしそうにたたずむ息子さん。

仲見世を見て「cool!」

息子は食べ物に全く興味がないがお父さんは興味があり、せんべいを購入。二人とも人形焼の”あんこ”に対してネガティブな反応。「チョコが良い」とのこと。(苦笑)

「朝食を築地で一杯食べたのでランチはいらない」とのこと、その分、ゆっくりと浅草を廻る。

手拭い屋さんで竜の手拭いを購入。「cool!」とのこと。

漆器屋さんで指物を購入しようか思案。結局ビジネスカードをもらってツアー最終日に自分たちでタクシーに乗ってまた来ることにする。

セブンイレブンのATMで現金を引き出す。「日本がこれほどカードが使えない国とは知らなかった」とお父さん。

01:10 PM : 谷中&朝倉彫塑館

まずはタクシーで朝倉彫塑館のそばまで移動。朝倉彫塑館へ。

残念なことにここはガイドも有料!(*´Д`)

ボランティアさんがいたので「私も有料になってしまうのでボランティアガイドにバトンタッチして外でお待ちしましょうか?」と言ったが「一緒に来て」とお父さんに言っていただき入ることにする。

ボランティアガイドは最初の部屋でMr.朝倉について少々話しただけで終了したのでついて来て良かったと思う。

息子さんが特に大喜び。とはいえ、決してはしゃがず笑顔を見せるわけではないが小声でcoolを連発。(#^.^#)

当初、浅草が大好きなご様子だったがこちらの方が断然気に入った様子。

お父さんも大変喜ばれる。

谷中散策へ。

アラン・ウエストさんのギャラリーでアランさんとおしゃべりしながら作品を見る。

お二人とも大いに気に入り小さなスタンド2つのどちらを購入するか大いに迷う。

結局2つとも購入して、1つは息子の部屋、1つはお父さんの部屋に飾るとのこと。

昼食抜きでず~っと歩き続け、暗くもなり寒くもなってきたのでcafeで休憩。

お父さんがcafeの前で買った豆大福をこっそりcafeで食べながら温かい飲み物をいただく。(*´з`)ホッ。

お惣菜のお店が賑わう商店街を抜けて日暮里駅へ。

05:50 PM : Akihabara

秋葉原のネオンを見て、the AKIHABARAを見たい、ということでラジオ館をご案内。

レンタル・ショーケースやカードのお店、ドール、雑誌などなど全てが理解の範疇を超えている様子。

メイドカフェ、パーツ街、ドンキーなどをサラッとお見せして終了となる。

「ユリコもこういうの良いと思う?」と聞かれ「正直、オタク文化を理解するのは大変!」と意見一致。(苦笑)

「でも日本はオタク大国。お蔭で色々な店や製品が生まれるんです。」

「前日のツアーが早く終わったので今日は延長して良いですよ」とお伝えしてあったが「十分見られた」とのことで、タクシーを拾って行先を確認してツアー終了。

お疲れ様でした。



エリア : 東京