東京ツアー（浅草・秋葉原・日比谷・皇居・二重橋・東御苑）

09:00 AM : 汐留のホテル

オーストラリアの方なので、おそらく時差ボケなどの心配はないと思っていたが、念のため確認すると、昨夜はぐっすり寝た、歩くのは好きなので問題ないというお話しだったので、ほっとする。クルーズで日本を周っていたと聞いたので、移動中の雑談でどこが良かったか訊ねると、パメラさんが、「特に無かった」と回答し、ちょっと驚く（たじろぐ）。ダグラスさんが、でも長崎はいいと言ってたじゃないか、とフォローしていましたが、どうも、湿度が高いのでまいっていたようなのでした。（ここで、少し手強いマダム？と思ったのですが、時間が経つと共に、単にはっきり物を言う人だと理解。そして、少しホームシックになっていたのかも知れないと思いました）。

09:50 AM : Asakusa

観光センターから辺りを眺めたので、隅田川が浅草横から滞在中のホテル横まで流れていることを理解される。

下に降りて、仲見世通りで浮世絵について説明。最初は浮世絵のフリッジマグネットを探していたが、最終的には「東京」と書かれたものを購入。

助六にご案内すると非常に興味を持たれ、ここで一日中過ごせると仰っていた。ほおずきに興味を持たれていたので訊いてみると、ハート型のものを集めているのだとか。ほおずきの形がハート型に見えたようです。結局購入はなかったものの、お店の人によると小さいものほど値段が高くなるとのことでした。

パメラさんが本堂の中の美しさに感激したようで、たくさん写真を撮っており、ダグラスさんが、写真禁止のサインがあるじゃないかと注意していました。みんな写真を撮っているので大丈夫ですよ～と伝えたのですが、注意されているのを見たことがありません。実際はどうなのでしょう？

11:20 AM : Akihabara

事前のメールのやり取りで年齢層が高めと感じたので、秋葉原の時間を減らし、その分皇居でもう少し時間を使いたいか（東御苑も希望されるか）念のため確認してみると、そのようにというお返事だった。

このため秋葉原では電気街はさらっと通り、日本人の文化の一部として鉄道関係のご紹介をすることにした。まずポポンデッタに行き、列車のデザインが非常に多くあることを確認してジオラマをお見せした。日曜日なので、子供や大人、数人が列車を走らせていた。パメラさんが写真を撮りたいと言うのでお店の人に訊くと、人を撮らなければ大丈夫とOKをもらう（店員さんに感謝）。

その後、万世橋エキュートに行き、2階から電車が眺められるカフェなどをお見せする。どのように反応されるかわからなかったが、面白いと思っていただいたようでホッとする。

12:30 PM : 日比谷

事前に刺身はダメとお聞きしていたので、取りあえず日比谷シャンテ地下で選んでいただくことに。因みに寿司清もあるので、寿司はどうなのか訊ねてみると、オーストラリアでは寿司ダネは生ではないとのこと（どういうものなのか？ 不思議です）。

肉系が良いのかも知れないと思い、最終的に秋田羽後豚・揚げ小町へ。パメラさんは、エビ、トンカツ、ミルフィーユトンカツのセット、ダグラスさんは私と同じヒレカツカレーを注文。パメラさんの反応が気になったが、エビフライはフレッシュ、ミルフィーユトンカツは美味しいとの感想でホッとする。（因みに英語のメニューあり）

ここで、実はパメラさんが旅行前に足をくじいてしまい、足に痛みがあることを告げられる。そう言えば、階段を下りる時などゆっくりだったので、そこで理由が判明。午後の行程でどこかスキップできるかと訊かれたので、取り合えず皇居に行き、その後は様子を見ることに。

01:30 PM : 皇居・二重橋～東御苑

日比谷から二重橋へ歩く。パメラさんが歩道にある47都道府県の花のプレートに興味をもたれ写真撮影。そう言えば、秋葉原でも桜のデザインのマンホールに興味をもたれていた。

お濠にいる白鳥からの流れで、黒鳥はオーストラリアが原産だと教えていただいた。そう言えば、ビールの SWAN のシンボルが黒鳥ですね。

丸の内界隈の三菱地所の話しをすると、三菱がそんなに大きなコーポレーションだとはご存知なかったようで。確かに外国の人にとってはそんなものかも知れません。

東御苑に入ると、既にジュウガツサクラが咲いており喜ばれる。

石垣の石の大きさや火事の跡には驚かれていた。ところどころ植物の話題も入れましたが、パメラさんがご家族に園芸関係の方がいるようで、植物のことは良くご存知だった。ただ、ミツマタはやはりご存知なかった。

東御苑ではサルスベリやコウホネ、珍しいヒツジグサや、ヒレナガニシキゴイを観賞。

しかし、ここでパメラさんの足の痛みが限界に達してギブアップ。

既に一通り見終ったのでホテルへ戻ることに。

04:05 PM : ホテル

ホテルへお連れしてツアー終了