お客様
国籍 | United States |
人数 | 大人2人 |
USAから
・ペニーナさん サンディエゴから 40~50代くらい グラフィックデザイナー 寿司大好き、今回の旅行は彼女がほとんどアレンジ
・ナネットさん ニューヨークから 50代くらい 障害者学校の先生をしていたが既にリタイア(このためか、津久井
旅行の予定はペニーナさんにほとんどおまかせ
ツアーの内容
08:30 AM : 新宿のホテル
前日に日本に着いたばかり。話を聞くと旅友達なので、ニューヨークとサンディエゴから別々に成田に着いたとのこと。行程などを説明して大江戸線で築地へ。
09:20 AM : Tsukiji Fish Market
ペニーナさんは寿司が大好物で事前に寿司を食べたいとのリクエストがあったが、ナネットさんが生の魚は食べない、また、どこかへ入る時間は無いので、立ち食い寿司のおかめへ。
おかめは英語の表示がないので外国人はおらず通常は空いているが、土曜日のせいか日本人が2~3人ほどいた。ペニーナさんは大トロ、カンパチ、サーモン、ナネットさんも玉子に挑戦。私も大トロを食べてみたが、既に味が付いており醤油などをつけることがないので食べやすい。脇にポットが置いてあって、冷たいお茶・暖かいお茶(ほうじ茶)を自分で入れて飲む。板さんの写真を撮りたいと言われたので、大丈夫か訊ねると、快くいいですよ~と。そして、カメラ目線でニッコリ笑ってくれたのでほっとした(笑)。お客様も喜んでいた。
場外を色々覗きながら歩いているとあっという間に時間が過ぎ、10時近くなったので場内へ。海幸橋から七通に入ろうと思ったが、今日は向こうへまわってくれと魚河岸横丁の方へ誘導されたので、時間もないことから途中から列を外れ、脇から七通へ入る(内心ヒヤヒヤ。見つからなくてよかったが、前に同じことをしているガイドさんがいたので私も・・・と)。
週末を前に仕入れが多いのか、この時間でも、やま幸で今までに見たことのないサイズのマグロの半身を見ることができてラッキー。最後に涼しい青果セクションを通って、面白いスイカがディスプレーされている定松の前などを通って正門から出る。
10:40 AM : Hamarikyu
お客様が13:30の人力車ツアーを予約しており、その前にランチも取らなければいけないので、第1のミッションが 11:40の水上バスに確実に乗ることだった。
中島の茶屋でお茶を楽しむ時間はないかと思ったが、空いていたので取りあえず入り、15分程過ごして水上バス乗り場へ。浜離宮はいつももっと説明したいと思うのだが、時間不足ではしょり気味になってしまうので残念・・・
本格的なティーセレモニーを試したいと言っていたのでホテルに近い京王プラザを勧めた(その割にはお茶もお菓子も残していたのだが・・・)。
11:40 AM : Tokyo Water Bus
隅田川花火大会のせいか、消防署の船や消防団などが見られた。職員が水上バスに手を振ってくれた。ペニーナさんはグラフィックデザイナーのせいか、東京都のシンボルが水門にあることや、アサヒビールのデザインなどに興味をもたれていたようだった。
12:40 AM : カフェ茜
浜離宮と日の出桟橋からの乗客が少なかったので乗り降りに時間があまりかからず、予定通りに吾妻橋につくことができた(浅草からの乗客数は多かった)。
日本で毎日食べるもののスケジュールを立てていたようで、事前に、これとこれを食べる予定なので、それ以外のものをとリクエストがあった。ランチにあまり時間がないかもしれないので、簡単に食べることができる丼ぶりの説明を送ったところOKと返事あり。本当に時間がおしたら、吉野家か松屋か? と考えていたが、思ったより時間があったので、もっとゆっくりできそうなカフェ茜へ。ペニーナさんはサーモン・アボカド丼を、ナネットさんは親子丼を注文。
神楽坂で芸者さんを見かける確率は非常に少ないので(いたとしても普段着だと区別がつかず)、予防策として、ランチ中に京都で舞妓さんが見れそうな所(私が前に見かけた所)を地図に記したものを渡し、なんちゃって舞妓さんと本物の舞妓さんの区別の仕方やギオンコーナーのことなどを説明した。
01:30 PM : 人力車ツアー、浅草
ゲストが直接予約を入れていた人力車ツアーのミーティングポイントへ。二人を見送った後、私はカフェで一休み。30分のツアーだったので2時前にミーティングポイントへ戻ったが、なかなか戻ってこず少し焦る。15分遅れで戻ってきた。暑かったようだったが、イケメンのドライバーだったこともあり、楽しかったもよう。ドライバーさんから、今日は混んでいるので仲見世通りをまっすぐ行かず、脇道を入って本堂に行き、帰りに仲見世通りを通った方が良いかもと言われたので、その通りにした。花火大会のせいか、浴衣姿の女性やカップルが多く見られた。
本堂、浅草神社の後に仲見世を戻ったが、人が多く、また陽が当たっていてお客様が暑そうにしていたので、ランチを御馳走になった代わりにソフトクリームを御馳走しようと思い、脇道に入って花月堂へ。花月堂がオーガナイズされておらず、店内・店外とも混んでいて、ソフトクリームが用意されるまでにかなり時間がかかってしまった。
(どなたか浅草でもっと、ささっとソフトクリームが出てくるところをご存知でしたら教えてください)
本当は歩き食いはいけないのだが、時間がおしてきたので食べながら仲見世を横切って地下鉄駅へ。
03:40 PM : Kagurazaka
5時のフードツアーを予約しているので少し前に有楽町駅に着きたいと言われたので、神楽坂は本当に主要な所をお見せするだけになった。また浅草辺りから疲れが見えてきており、坂が多いので歩く距離は最低限にした。
神楽坂でも阿波踊りが夜に開催されるので、お祭りの雰囲気が味わえることができ、人出も普段より多く思われたが、浅草のような喧騒は無いのでお客様もほっとしている感じであった。
案の定、芸者さんの姿はなく、時間的に見番から三味線の音色も聞こえてこなかったが、見番前で花街の仕組みや現状、芸者さんのお稽古などについて説明した。
04:50 PM : Yurakucho
第2のミッションがフードツアーの始まる5時前までに有楽町駅にお連れすることだったのだが、無事にツアーのガイドさんにお2人を引き渡すことができて、ほっとする。
これで Mission Complete!
[その他] 浅草寺でおみくじをひいた時に、1人が大吉、1人が凶でした。大吉の方の番号が18番で、その時にペニーナさんから、自分達はユダヤ人なので18番がラッキーナンバーなのだと言われ、そこでユダヤ系なのだとわかりました。ユダヤ人の上司の元で仕事をしたことがあるのですが、今まで自分が抱いていたイメージとまったく違いました。明るくて、とても感じの良い方達で、何かものを買ったり注文したりするときは、必ず、マユミはどう?と気遣ってくれ、また特に細かい注文もなかったので、今までのイメージが変わりました。
人力車ツアー中の30分休憩のせいか、暑い一日であったのにそれ程バテていない自分に後で気づきました。