お客様

国籍 United States
人数 大人3人

NYからのご家族(3名)ロシアから17年くらい前に移住してき

ナターシャさん:ツアーの申込者 30代後半?、歯科医、サッパリした性格、今回体調不良

カトリーナさん:ナターシャさんのお母様60歳代後半? 以前はロシアで国語の教師、ピアノも弾く。上品で美しい、週3日でメディカルアシスタントをやっている。日本が大好き

エレンちゃん:ロシアの新体操の選手のように細く、手足が長く、可愛らしい。手も器用で外科医をめざす14歳。あらゆるところでポーズを決めてとにかく写真を撮る

ツアーの内容

07:00 AM : シャングリラ東京

ナターシャさんとエレンちゃんは時間通りにロビーに。お母様のカトリーナさんはジャケットを取りに部屋に戻ったとのことで10分ほど遅れてご対面。今日は事前に購入した電車の時間が決まっているので少し緊張気味の私。ご挨拶して行程を説明して東京駅へ。前日の到着のため時差ぼけを心配したが、大丈夫とのこと。しかし、ナターシャさんは眠れなかったとfood poisoning だと。昨夜、銀座の久兵衛で食べたお寿司ではないかと仰って、久兵衛でまさか?とは思いながらも顔色のよくないナターシャさんを心配しながらツアー開始。

東京駅でSuicaを買っていただき、東京―大宮へ。大宮で東急スペーシア日光1号に乗り換え東武日光駅へ。電車の中で色々なお話を、特にお母様のカトリーナさんは日本が大好きで、事前の下調べが綿密。小津安二郎や黒澤明がお好き。車窓からの景色もすべて興味津々。Narayamaはどこにあるのか?と聞かれて最初は??の私。DVDの写真を見せられて、楢山節考のことだと判明。今もこの風習はあるのか?と聞かれたときはビックリでした。

09:30 AM : nikko

前回のツアーで帰りの切符を事前に買わなかったことで席がバラバラになった教訓から東武日光駅で帰りのチケットを購入。事前の確認ではホテルに7時までに帰らなければならないと聞いていたので、日光江戸村の滞在が短くなることは仕方なく、鬼怒川温泉16:12発の特急きぬ132号を購入。(これが後で面倒なことになるとは思いもせず・・)安心してバスで神橋へ。

日光の大自然は特にエレンちゃんを魅了して、あちこちでポーズを取って写真撮影。細くて手足の長いエレンちゃんはファッションモデルのようでした。神道と仏教、勝道上人が8世紀に開いた日光、徳川将軍、江戸時代のことを説明しながら神橋~輪王寺~東照宮へ。

修復完了した陽明門は一番の人気で観光客がいっぱいでなかなか前に進めないほど。説明を熱心に聞いて下さり、写真も沢山撮って、本殿では神道の参拝を体験し、眠り猫の坂下門へ。ナターシャさんとエレンちゃんは家康の霊廟まで207段の階段を上っていきました。カトリーナさんと私は下で待機。

日光江戸村へのバスの時間(1:15)があったので、時間制約があり、薬師堂は残念ながらパスしました。

ランチはバス停前の「山楽」でエレンちゃん以外は天ぷらそば。エレンちゃんはご飯とお味噌汁のみ。天ぷらも勧めてみましたが、いらないと。ご飯が好きなようで何もかけずに美味しそうに完食。ナターシャさんはやはり食が進まないようでした。NYでもうどんを作って食べるそうで、日本食には詳しいご家族でした。

02:00 PM : Edo Wonderland Nikko Edomura

バスの中でパンフをお見せしながら江戸村の話をしていたら、面白そうだから帰りの電車を遅らせてもっと長く滞在したいとナターシャさん(^_^;) 8時までにホテルに帰ればいいから・・と言われても、すでに帰りのチケットは買ってあるし、変更するには駅に行かなければならず、どうしたものかしばらく思案。やっぱり江戸村を楽しんでもらいたいので、江戸村に着いたら3人を忍者劇場にお連れしてショーを見てもらい、その後に花魁道中を見てもらうようにして、待ち合わせの場所と時間(3:30)を指定して、私は2:15のバスで鬼怒川温泉駅へ、チケットを変更して2:50のバスで江戸村に戻ることに。かなりの綱渡りでした(汗) このころには雨も上がり、駅前で見つけた美味しそうなスカイベリーを買って江戸村に帰着。無事、花魁道中を見ていた3人に再会して、せんべい焼き、だるまの絵付け体験をしてご満足いただけました。忍者ショーの後にエレンちゃんは手裏剣体験もして景品をゲットしたそうです。彼女はとても手が器用でだるまの絵付けがプロ並み。外科医になって手術も上手にできるだろうと確信。

帰りの電車は5:15。駅は向かう夕方のバスは万が一の渋滞も考慮するとギリギリなのでタクシーで向かいました。早めに到着したので駅前のお土産物屋さんでお土産の和菓子、キーチェーン、靴下などを購入。

05:15 AM : 鬼怒川温泉~北千住~大手町

栃木の名産はイチゴと説明していたので、私が買ったスカイベリーを車内でお見せすると感嘆の声。大きくて甘くて、とっても感激されました。明日の築地の話にも繋がってまだ見ぬ白いイチゴにワクワクするエレンちゃんでした。

帰りの電車ではさすがにお疲れの様子でみなさん爆睡。北千住から乗った千代田線にはこれまた感心されて、NYとは大違いだとか。きれいだし、乗客も静かでホームレスはいないし、駅の構内には素敵なお店が並んでいて楽しそう~と。

大手町からホテルまでは10分以上歩きましたが、地下街や大丸デパートなど説明しながら8:00少し前にホテルに到着。明日の時間、リクエストを確認してお別れしました。長い長~い一日でしたが、楽しかったと喜んでいただけて、ホッとしました。



エリア : 日光