お客様

国籍 Singapore
人数 大人2人

シンガポールからの親子

・お父様 40代くらい。知的。礼儀正しい。芦屋雁之助はん風ルックス。

・息子 15~17歳くらいの間。礼儀正しい。素直。ジャニーズ風ルックス。

ツアーの内容

09:45 AM : 浅草観光センター

9:50待ち合わせ予定でしたが、少し早くお会いできました。スムーズにお会いできてよかったです。お母様はお一人でショッピングを楽しまれているとのことで、一人減員のお二人でツアースタートしました。なお、SUICAをお持ちでした。

09:50 AM : Asakusa

浅草観光センターの8Fで景色を最初にご紹介しようと思いましたが「ここには、もうすでに一度来たことがある」とのことでしたので、すぐに雷門に進みました。浅草寺自体ももう既に訪問済だったそうですが、ガイド付きのツアーで再訪したかったとのことです。お正月に向けて色々境内も正月ムードで、説明のし甲斐がありました。17日からの羽子板市のノーティスがあったので、羽子板のことを説明したら「羽子板市来てみようかな」とおっしゃっていました。恵比寿様のディスプレー、来年の申年の置物、などなどを見ながら、仲見世を進みました。京都に行ったときに傘をタクシーで忘れてしまったらしい息子さんが、仲見世で刀のようなルックスの傘をお買い求めに。その後は宝蔵門、五重塔、香炉、手水、本殿、浅草神社、二天門を説明しながらゆっくりまわりました。

11:20 AM : Akihabara

秋葉原では、ガチャポン会館をまずご紹介しました。息子さんとお父さんが「ガチャポン」にかなり興味をしめしてくださり、幸先がよい、と思ったのですが(息子さん一つガチャポンにトライしました。)、どうも「買い物、アニメには全く興味がない。スターウォーズも興味がない。」とのこと。一応、ディスプレーを楽しむためドン・キホーテにはお連れしましたが、2Fのフードなどのセクション(キットカットなど)を少しご覧になって、あとのフロアは特に行かなくてもよいとのことでした。中央通りの「いかにも秋葉原」の風景はお父さまも喜んで写真を撮っていましたが、息子さんがとても素直そうな「おぼこい」感じな少年だったので、あまり刺激の強いフィギュア(胸が協調されているものが多い)の店などに連れて行くと、よくないかな、と急に気を使ってしまい、コトブキヤやラジオ会館のような場所は不適切と思い、お連れしませんでした。コトブキヤのスターウォーズのフロアは絶対お連れしようと思っていたのですが、事前に「スターウォーズは興味ない」と息子さんがおっしゃっていたので、行きませんでした。その代わりにパーツ屋さんを何軒か訪問し、防犯グッズや盗聴防止グッズ、腕時計にカメラが搭載されているような「ジェームズボンド風」商品を見て楽しみました。しかし、買い物もアニメもご興味がないとのお二人なので、秋葉原滞在は結局20分くらいで「もう次の渋谷に移動でよい。」とのことでした。

12:15 PM : Shibuya

ハチ公の説明の後、クロッシングを通り(息子さん動画を撮影しつつ渡る)、魚米に行きました。途中フルーツの西村に寄り、とてつもなく高額のメロンや梨をお見せして、衝撃を与えつつ「お歳暮」文化を説明。魚米では息子さんが各種サーモンを注文していました。とにかくサーモン、サーモン、サーモン。「サーモン大好き!」とのこと。雁之助パパはラーメン、イベリコ豚の寿司、など、変わったものばかりだったので聞いてみると「生ものが苦手」とのこと。魚米でよかったんだろうか!?ですが、火の通ったカニの寿司やラーメンをご堪能でした。魚米のシステムには親子共に感動していらっしゃいました。シンガポールにも「元気寿司」はあるそうですが、ここ渋谷の魚米のようにはおいしくない、とのこと。ランチの後は、お買い物は興味ないお二人ですが、時間もあるので、センター街、スペイン坂をご紹介。センター街にラーメン屋がたくさんあるので、フードサンプルで各種ラーメンを見て興味深そうでした。(特に「野郎ラーメン」の強烈な豚肉トッピングにくぎ付け)

01:50 PM : Meiji Jingu Shrine

明治神宮の落ち着いた雰囲気に喜んでいらっしゃいました。浅草寺でもそうでしたが、歴史のある場所が大好きなようでした。江戸時代が終わり、新しい日本が若き明治天皇を中心に劇的に発展していったことを話しているとき、「最後の将軍は位がなくなったのか?」という話になり、公爵になったり貴族院の議員になったりもしたけれど、基本的に趣味に没頭する人生であったことをお伝えしました。雁之助パパはかなり日本に精通しているようで、「谷中霊園に埋葬されているらしいよね?墓はどんな格好なんだろう?」と興味津々だったので、神道の墓で、古墳のようなスタイルだとお話ししました。歴代天皇の墓の場所にも興味をお持ちで、武蔵陵墓地にもご興味をお持ちでした。後ほど、早い時刻でツアーが結果として終わったしまったのですが、この時点で「では、谷中に行ってみますか?」と方向転換してもよかったです。明治神宮もゆっくりまわったのですが、終了したときまだ2時15分くらいだったので、息子さんが竹下通りも見てみたい、とのことだったので、三人でぶらぶらしに行きました。

Harajuku

買い物はあまり興味がないお二人ですが、いかにも観光土産風の「べた」なTシャツ(「東京」とプリントされているような)にはなぜか興味を持たれ、その手のTシャツ屋さんには店内に足を踏み入れていました。近くに「カワイイモンスターカフェ」というのがオープンしたらしく、そこのコスプレ風な女の子と男性店員が宣伝でうねり歩いていて、あまりに奇抜でかわいい女の子だったので雁之助パパは積極的に「息子と一緒に写真撮ってもよいか?」と許可を得た上で写真を撮ってらっしゃいました。息子さんも嬉しそう。しかし、あまりの奇抜な格好(露出がはげしい)の女性だったので、通り過ぎたあと、お父さんが「後で行ってみるかも」とおっしゃっていたけれど「気を付けて下さいね。性的な施設かもしれないし、お姉ちゃんたちがいっぱいいて、変な感じの店だったら危険なので、入口でよく確かめてから入ってくださいね」とwarningを

を出しておきましたが、後で調べたら、全く危険な店ではなかったです。きゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーがかかわっているようなお店のようです。勝手にキャバクラみたいな場所だったら、と杞憂した私でした。 http://kawaiimonster.jp/pc/



まだ終了予定時間の一時間前、なのですが、竹下通りを往復しているとき「後はこのあたりで買い物でもして、自分たちでまた浅草に戻ってもう少し観光する。帰り方とか大丈夫だから圭子さんはもうお帰りなさい。ありがとうね!楽しかったよ!!」とおっしゃってくださいました。時間が余ったていたので、表参道もご紹介しようと思ったのですが、「自分たちだけで大丈夫」とおっしゃるので、お別れしました。お父さんも息子さんも、本当によい方で、お別れするのが寂しかったです。



エリア : 東京