お客様

国籍 United States
人数 大人3人      子供1人

アメリカNYからのご家族4名様

父マイケルさん(40代前半、ドクター) 映画俳優のよう。知的でクール 日本についても知識が深い。

母メリッサさん(40代後半) 美しく知的、でもさっぱりしている。日本のことも予め色々調べてきている。マンホールの蓋に興味あり。よき母。

オリビアちゃん(13歳女の子) サッカー少女。母親似で美しく、活発で、階段もすいすいと元気に上っていく。

ジェームス君(10歳の男の子、24日が誕生日) 野球少年。父親似の美男子。人なつっこくてとにかく愛らしい。

美男美女のカップルの子供は当然とびっきりの可愛さで、その上性格もよくて、どこに行っても歓待されるとっても素敵なご家族でした。

 

ツアーの内容

09:30 AM : シャングリラ

私がトイレに行っている間に10分前に現れて待っていらっしゃいました(^^;) 差ぼけが少しあるそうで早く目が覚めたそうです。天気が悪いので行程を変更することに。美術館に行きたいが、休日明けの火曜日はどこも休館。侍ミュージアムをご提案してまずは地下鉄で築地へ。

09:30 AM : Tsukiji Fish Market

休日明けですごい人だかり。門跡通りでいくつか立ち寄り佃煮を試食したり、いくら・たらこなどの魚卵、つくごんのすり身揚げなどご覧いただく。正門近くで築地市場の概要説明後、青果~水産~魚河岸横丁~波除神社~場外と回りました。青果の定松でホワイトイチゴを1つ購入。ジェームズ君が嬉しそう。四角いスイカも興味深げ。

水産部では冷凍マグロの解体を間近でご覧いただき、立派な金目鯛と一緒に写真を撮らせていただいたりして場内を楽しく見学。ただひとつ、申し訳なかったのは、遭遇した活け締めの場面でジェームス君がびっくりしてショックで顔を背けてマイケルさんに抱きつきとっても悲しそうな表情を・・ごめんなさい。大人でもびっくりする場面です、前もって説明するべきだったと反省でした。

スッポン、ふぐもご覧いただきましたが、マイケルさんはふぐの安全性、毒を気にされていました。

魚河岸横丁で寿司屋の前にできた長い列に驚かれ、そんなに美味しいの?と質問。私は食べたことがあるけど2時間以上待つからリピートは無しです、とお答えしました。

波除神社で神道の説明とお参り、活け締めのこともあったので毎年、魚の慰霊祭をすることなどをご説明。

場外では玉子焼きを作るところを興味深く見学、海鮮焼きのいい香りにお腹が空いてきてランチに。

初競りの話もしていたので、すしざんまい本店へ。

11:30 すしざんまい本店は並んでいましたが3階ならすぐ入れるとのことでテーブル席に。ジェームズ君は生魚が食べられないそうで穴子2貫のみ。他は2000円のおすすめメニュー、ワサビは別盛りにしてもらいました。私もワンランク下のセットメニューをご相伴。ここでも寿司の食べ方、箸の使い方を聞かれました。箸置きがなく、私が箸袋で箸置きを作っていたら早速みなさんも実践。私のすることをじっとご覧になっていてちょっと緊張・・

店員さんは忙しいのか最初はあまり感じがよくなくて、お茶かお水(両方はダメらしい)を選ばされましたが、ジェームス君の愛らしい「ありがとう~」のおかげでグングンとサービスアップ!みなさんもサーブされるたびに「ありがとうございます」と、すばらしいご家族。

食後に場内を少し歩きながらデザートにイチゴ大福、マンゴー大福を召し上がり、普段のお茶はどこで買うのかと聞かれていたので、たまに行く寿月堂をご紹介。丸山海苔店で海苔を試食、寿月堂で緑茶、桜茶などを試飲しながらお買い物。桜茶、抹茶チョコをお買い上げ。歌舞伎座やパリの支店の他に4月オレゴン州ポートランドのジャパニーズガーデンにティーサロンをオープンされるそうです。隈研吾氏のデザイン。築地でゆっくりと楽しんでいただいたので予定を気にしながら渋谷へ。

02:00 PM : Shibuya

銀座線を降りたところにあるITOYAに立ち寄りペン、ラッピングを購入。ジェームズ君はペンを買ってもらって「ママありがとう」を連発、かわいい~。メリッサさんはお土産用のラッピングを探していた様子。ITOYAの本店は銀座にあることをご紹介してハチ公交差点へ。

雨で色とりどりの傘が一斉に交差点を埋める様子にNYでは黒い傘ばかりだからきれいだとビデオに撮り、ハチ公デザインのマンホールを写真に収めてから交差点を渡ってリクエストの109へ。2階のお店で(名前失念)オリビアちゃんがおしゃれなスニーカーをゲット。

侍ミュージアムは雨で混んでいることを伝えるとパスして別なところに行きたいとのこと。う~ん、どこにしようか悩む私・・すると本物の着物を見たいと仰るので、三越本店へ。研修で行ったことはあるもののお客様をお連れするのは初めてで少々焦りました(^^;) 地下の免震設備、天女の像、アンモナイトなどご覧いただき、着物売り場へ。訪問着で軽く100万円、200万円をご覧いただき高価なことを実感していただきました。陳列された美しい着物の数々に博物館のようだとうっとりメリッサさん。お願いして写真も撮らせていただき、振り袖・七五三の着物なども紹介してご満足いただきました。

明日は岐阜に向かうのでパッキングもあるし、少し早めに終わって構わないとのことで、歩いてホテルへ。

ホテルに4時過ぎに到着して終了となりました。素敵なご家族でお別れが名残惜しいほどでした。



エリア : 東京